■富弘美術館
先日、私の故郷、群馬県みどり市にある富弘美術館に行ってきました。富弘美術館は星野富弘さんという群馬県みどり市出身の芸術家さんの作品が沢山展示してある美術館です。星野富弘さんは体育教師をされていた20代の頃に器械体操の模範指導で事故にあってしまい、手足の自由がきかなくなってしまいました。しかし、それから口で筆をくわえキャンパスに文や絵を描くことをはじめ素晴らしい作品をたくさん世に送り出し、今では世界的な芸術家さんとして大活躍されています。富弘さんの作品はお花などの植物を描いた作品が多いのですが、ひとつひとつ、作品を見てみるとその種類によって描き方が異なり色や形だけでなくそのものの触り心地や匂いまでイメージ出来そうな、またそれが絵ではなく目の前にあるような感じがしてきますそして、その絵と共に書いてある文は、とても大きな感動と自分の課題に向かっていく勇気ももらえた気がしました。帰り道ではまた明日から頑張ろうと
とても明るい気持ちになれました。
特に印象に残った文のひとつに
「木は、
自分で動きまわることが
できない
神様に与えられた
その場所で
精一杯枝を張り
許された高さまで
一生懸命伸びようとしている
そんな木を
私は友達のように思っている」
というものがあります。
この文は私自身にすべて置き換えれる事ではありませんが、私も精一杯自分の限界まで枝を張り高く伸びる事が出来るようになりたいと思いました。行って良かったです。